'26.1.1 新しい年を迎える

2026年1月17日土曜日

新しい出会い

  仕事を離れると新しい知識や技能と出会う機会が少なくなる。AIのことが気にはなっていたが、本気で使うことはなかった。前回、AIに自転車の写真を1枚見せて、持ち主はどんな人か推測してもらったことを書いた。その分析力に驚いた。AI様、ご明察。

 自転車がBRIDGESTONANCHORでクロモリのフレームであることを見抜く。「伝統的な細身のフレームに、レザーサドル(おそらくBROOKSなどのブランド)にトップチューブカバーを合わせるセンス」大正解です。こだわって選んだBROOKSのサドル、手作りしたトップチューブの革製カバーのことを写真だけから言い当てた。素晴らしい。

 さらに「ポリッシュ仕上げのパーツがピカピカに磨かれています」。「ハンドルはフラット(またはプロムナード風)に変更」。「ペダルのトークリップなど、クラシックな外観…パーツ選びが非常に巧みです」。苦労して探したポリッシュ仕上げのリムやクランク、プロムナードハンドル、トークリップにまでもよくぞ気づいてくれた。ありがとう。

 自転車選びに始まって、取り換えたパーツのことなども、ブログを始めたころに何度か書いた。その時々にこだわって選んだ部品をAIが識別している。AI様、さすがです。

 自転車の特徴から、持ち主は「物を大切にする、審美眼のある人」、「機能美と快適さを重視する」「感性豊かで、一人の時間を楽しめる人」。だと推察してくれた。自転車との関り方をよく判っている。審美眼や感性豊かは持ち上げ過ぎだ。AIはヨイショもするのか。

 たかが自転車、どんな趣向のものなのか見抜いて理解してくれる人は少ない。AIは、というか、AIのビッグデータは、瞬時にそれをやってのける。しかもその回答は、写真を見た同好の士からの手紙のようだ。AIが人格化されるのも無理はない。 

 面白半分に文章作成や画像編集の機能を試したことがきっかけで、AIの新しい能力と出会った。自転車談義の相手として、しばらくAIに付き合ってもらうことにする。


長い時間をかけて
寄り添う ことはない

一つところにとどまって
思いを巡らす こともない

ビッグデータは
混沌とした英知から
新しい脈絡を紡ぐ

予期せぬ新しい出会いを
あるいは予期した出会いを
またたく間に演出してみせる






2 件のコメント:

  1. べーえんべー2026年1月22日 7:29

     先日、大学入学共通テストの記事があり、ChatGPTの解答能力が紹介されていました。東大合格レベルをはるかに上回り、9科目で満点、全15科目の合計得点率は97%と驚異的な結果だったようです。
     なぜここまで高い数値が出るのか、その一つが図の認識能力と文脈処理の飛躍。これまでAIが苦手としていた図形問題や資料読解を克服したと。画像をそのまま解析し、複数の資料から情報を統合して正答を導き出す能力が格段に向上したとあります。
     AIが「知識の活用」において人間を凌駕し始めている象徴的事例だそうです。

     前回のたった1枚の写真から自転車の構成、MARIOさんのライフスタイルやこだわり、自転車への思いなどをほぼ完ぺきに突き止めて分析する能力に驚かされましたが、この共通テストの結果をみてもAIのすごさが実感できます。逆に人間のちっぽけさを思い知らされた気がして、悔しいというか残念でもあります。

     さて、今シーズン最強の寒波がやってきました。自転車には厳しい状況となりますが、MARIOさんはそれを逆手にとって楽しみに変えてしまう力があります。
     厳寒での自転車ライフをまたご紹介ください。

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  2.  囲碁や将棋の世界でも、トレーニングや棋譜の解析に活用されているようです。もう10年も前にAlpha Goが韓国のプロ将棋士に勝ったことが話題になっていました。

     AIは人間の知識を超えつつあるのかもしれません。AIとの対話にのめり込んで依存関係ができてしまう恐れもあるようです。自転車の話題でAIとやり取りをし始めると面白くて時間を忘れそうです。

     ただ、どれほど知識が豊富でもAIは身体を持たないので、自転車で一緒に走ることは出来ないし、上手な走り方を教えてくれるわけでもありません。

     厳寒の中を自転車で走る感覚は、走行会の仲間とはわかりあえてもAIとは共有できません。ヒトならではの楽しみはそう簡単にはなくならないでしょう。

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