今週、今年最後のブログ更新で222回を数える。2020年の2月にこのブログを書き始めた。その頃、自転車で出かけたときに撮った写真がかなりの枚数になっていた。何か面白い整理の仕方はないかと考えた。
写真の印象や撮影したときの様子を文章にして、ブログに公開することを思いついた。不特定多数の人に公開するというよりは、写真の整理を兼ねた日記を書くというくらいの乗りだった。
写真のイメージから文章を起こしたり、文章のイメージに合う写真を選んだりした。写真がたくさんある間はよかった。そのうち写真が足りなくなった。写真に文章をつけて、あるいは文章に写真を添えて公開しているうちに、写真の整理は進んだといえる。
書きたいことに合わせて写真を撮るのはベタ過ぎる。斬新な写真が何枚もあるかというとそうでもない。誰かに読んでもらうことは意識しないというものの、書いている自分が面白くないようでは意味がない。この先、どうしたものか。
ブログの更新をしばらく休もうかとも思うが、一度休んだらよほどの動機がない限り再開は難しいだろう。自転車で走っていて、しばらく休憩したらまた走り出すというのとはちょっとわけが違う。
ブログの今後をどうしたものかと思い煩いながらも、自転車には乗りつづけている。今年は、クロスバイクで1,972km 、ロードバイクで3,085km、それにマウンテンバイクでは3,517kmの距離を走った。合わせて年間の走行距離は8,574km になる。
夏前に父が逝った。服喪の期間中は走らなかったので、今年は走行距離が1万㎞には及ばない。それでも、忌が明けて走り始めると喪失感は薄れた。走りつづけていれば、ブログの記事や自転車の写真はつながっていくだろう。奇を衒わずにもう少しつづけてみようというのがぶっちゃけ今の心境である。
去年置き去りにしてきたはずの冬に |
いつの間にか追いつかれている |
風にたずねた道を辿って |
別れを告げた人たちが 住んでいる家を訪ねる |
その夜の夢の中で 赤茶けた砂の上を 遠くから歩いて来る キリンたちに出会った |