昨年8月、「ラレーという自転車」と題するページをこのブログに公開した。私の愛用しているロードバイクもラレーブランドだ。クロモリフレームの落ち着いた佇まい、英国調の大人の自転車、らしいところが気に入っている。
そのラレーの自転車が生産中止になって、今後は手に入らない。世の中から、私の愛車と同じラレーの自転車が消える、既に消えつつある、ということを最近になって知った。
ラレーという自転車について書いたときに、日本で販売されるようになった経緯を調べた。同じ頃、ロードバイクとは別にラレーRSWという小径車を妻が乗るようにと思って入手した。
新車のRSWが何と定価の半額で売られていた。これは買いだと思って注文した。ちょっと奇妙な感じもした。ラレーの自転車は定価売りがほとんどなのに、なぜこんなに安いのか。破格の値段だ。もしかして詐欺か、と疑った。幸い、正真正銘のRSWで新品、が届いた。
昨年の夏から在庫整理が始まっていたというのが真相らしい。年が明けて、ラレーのカタログで確認したいことがあったのでネットで検索した、が、見つからない。これはどうしたことかと思って、製造会社の新家工業関連の記事を探すと、衝撃が走った。
「完成自転車の輸入・販売事業からの撤退に関するお知らせ」(新家工業株式会社 代表取締役社⾧ 市川圭司 2025年11月7日付):当社は、2025年11月7日開催の取締役会において、完成自転車の輸入・販売事業から撤退することを決議いたしました:という文書が見つかった。
もう3カ月も前に発表されていたのだ。ネット上にはラレーの製造中止を惜しむ書き込みも多く見られる。迂闊にも見落としていた。
今は在庫処分で安売りされているラレーブランドの自転車が、いずれは貴重な存在になる気がする。RALEIGH・ CLR CLUB RACE という美しい自転車がネット上ではほぼ半額で売られている。これを買って手元に置いておくかどうか、密かに迷っている。
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唐突にやってくる断絶か その先へつながる予兆か |
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| 連綿と受け継がれる伝統か 新しい秩序のための区切か |
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終焉を待つふりをしながら |
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新しい時代へ 漕ぎ出している |





















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