冬をむかえる

冬をむかえる
'20.12.22 愛知県海部郡飛島村梅之郷 日光川排水機場付近にて撮影

2022年8月6日土曜日

アウトドアライフについて

   ウトドアライフとは文字通り野外生活のことであり、自然を楽しむ生活のことでもある。夏休みともなればキャンプは本番。山に登り、魚を釣り、自転車に乗るのもアウトドアライフである。

 コロナウィルスの影響で、野外の活動が注目され、ブームにもなっているようだ。スポーツ自転車もその一つだという。密になることを避けると、個人的な趣味の密度は高くなる。趣味にのめり込む機会と時間が多くなる。

 野外での活動には、二つの楽しみ方があるようだ。一つは屋外での活動をできるだけ快適にしようとするやり方、もう一つはせっかく自然の中にいるのだから、不便さも謳歌するというやり方である。

 私は「自然のまま派」に属していると思っている。乱暴な言い方だけれど、日焼けや虫刺されが嫌なら、屋外に出なければいい。皮膚の弱い人や、虫刺されにアレルギーのある人もいるので、全く気にしないではいられない場合ももちろんある。熱中症アラートも無視するわけにいかない。

 けれども、アウトドアライフに暑い寒いはつきもので、喉も乾けば日焼けもする。蜂や蛇に出会ったりもする。自転車に乗っていても、過酷な状況におかれることは承知しておくべきだろう。

 私の知人に玄人はだしの釣り人がいる。彼の釣行の様子を聞くと、まさに、「自然のまま派」である。いかに釣りを楽しむ時間と場所を確保し魚と対峙するか、それしか頭にない。釣りの後でおいしくお酒を呑むことはちょっとだけ考えているらしい。

 暑いの寒いのとつべこべ言わずに、自分の身体を自然の環境になじませて、ひたすら釣りと向き合う。アウトドアライフを楽しむ人の鑑だ。自転車に乗るときの心意気もそうでありたい。


いつになく朝早く出かけてみた

花に出会う
名を尋ねる
ヤブミョウガ

友だちと出かけた場所から
夏を見下ろしている
  
道が乾いている
喉が渇いている
走りつづけている

この先は、もっと夏







 

4 件のコメント:

Mino さんのコメント...

こんばんは。
今回のブログに釣り人のくだりがあります。
ひょっとして私のことでしょうか。もしそうなら、取り上げていただいて大変光栄です。

しかし、若干持ち上げていただいているようで、お尻の穴がこそばゆい。
ですので、少しだけ訂正させていただきます。

「私の知人に無類の釣り好きな人がいる。彼の釣行の様子を聞くと、まさに、「自然のまま派」である。いかに釣りを楽しむ時間と場所を確保し魚と対峙するか、それしか頭にない釣りキチである。さらには、釣りの後でおいしくお酒を飲むことも、体と心が自然に欲するままに…という、まさに釣り馬鹿としか言いようのない輩である。」

MARIO BIKE さんのコメント...

 お許しを乞わずに、勝手に書いてしまって申し訳ありません。

 ご本人に訂正していただければ間違いないと思いますが、私からすれば、やはり「玄人はだし」。むしろ本職を超えるかと…。まさか釣り「馬鹿」とは書けません。とはいえ、「釣り馬鹿」は最上級の褒めことばかもしれませんね。


 お酒は「体と心が自然に欲するままに…」と、まさに名言。これを聞いて賛同し、安心される方が多いのではないかと思います。ただし、「お酒馬鹿」は本当に馬鹿みたいですので、ご自愛のほどを…。

 今年の夏も鮎釣り三昧のことと拝察します。釣りの話をお聞きするのをいつも楽しみにしています。

べーえんべー さんのコメント...

 子どもの頃、夏は毎日のように2㎞以上離れた員弁川まで泳ぎに行っていました。帰りには坂道を登りきったところの駄菓子屋でかき氷を食べたり、お菓子を買うのが楽しみ。また、夜明け頃に起きだして、神社近くのクヌギに集まるカブトムシを探すのが日課でした。
 冬は、モーチを枝に巻き付けて裏山へ行き、鳥かごのおとりメジロの鳴き声でおびき寄せて本物を捕まえる。アユ漁のような手法でしょうか。ほかにも、簡単な罠を作って冬鳥(名前は忘れました)を捕まえたりしていました。
 とにかくあの頃は暑い寒いは全く気にならなかった記憶です。

 現在の私のアウトドアといえば、自転車と家庭菜園くらい。
 夏の暑さや冬の寒さにとても敏感で、なかなか対応できず、
MARIOさんのような「自然のまま派」にはほど遠い毎日です。

MARIO BIKE さんのコメント...

 子どものころは、暑いとか寒いとか思った記憶がないのですが、どうしていたのでしょうね。
 祖母には、夏は「日陰で遊べ。暑いところばかりにいるな」、冬には「寒くないように、たくさん(服を)着ていけ」とよく注意をされたような気がするのですが、それをきちんと守っていたとも思えません。今ほど、夏は涼しく冬は暖かい素材の服もなかったはずです。

 べーえんべーさんも、子どものころの「自然のまま派」が今も染みついているのではないですか。いざとなれば、暑さ寒さにも十分耐えられるように、身体はそうなっていると思います。

 最近は子どもだけで川で遊んでいたり、田んぼの中を飛び回っている姿を全く見かけません。生粋の「自然のまま派」は今や絶滅危惧種になりつつあるのでしょうか。この先、滅びてしまわないことを願うばかりです。