'25.10.3 一本の柿の木

2024年5月4日土曜日

自転車でイギリスを走る

  一昨日、連絡をしたいことがあって、知人にメールを送った。「来年の3月までパリにいます。近いうちにパリに来る予定があればご連絡をください」という返信があった。

 昨年は、フランスのトゥールーズに住む教え子が一時帰国したので久しぶりに会った。フランスへ自転車に乗りに来てくださいと、いとも簡単に誘ってくれた。隣の愛知県か岐阜県へでも行くような気軽さで誘ってくれる。

 もう30年以上も前になるが、3年間ロンドンの日本人学校で仕事をしていたので、ヨーロッパはそれほど遠い所でもない。それを知っている人は気軽に誘ってくれる。フランスではなくてイギリスへ自転車に乗りに行く計画は、とっくにできている。

 大まかな計画は、イギリスへ行く。ロンドンで自転車を買う。イギリスの各地を自転車で巡る。日本へ帰る。それだけである。あとは、失効しているパスポートを準備して、飛行機の便を選んで乗るだけだ。 

 チャットGPTに、「ロンドンで自転車を購入し、イギリス国内を自転車で旅する方法」を訊いてみる。

 「自転車の購入: ロンドンでは、自転車専門店や大手スポーツ用品店、オンライン市場などで自転車を購入することができます。また、中古の自転車を求める場合は、GumtreeeBayFacebook Marketplaceなどのオンラインプラットフォームをチェックしてみてください。」と教えてくれた。

 さらに、チャットGPTは安全装備の用意・地図やナビゲーション・観光ルートの計画・キャンプや宿泊施設の予約など、項目ごとに懇切丁寧に解説してくれた。どれも普段からおなじみのことばかりだ。「イギリス国内での自転車旅行では、交通ルールを守ることが重要です。左側通行で、信号や標識を守りましょう。」と最後に念押しまでされた。

 イギリスに行ってしまえば、日本国内を自転車で走るのと大して変わりはないだろう。あとは、さて、いつになったら出発できるのか。簡単なようで一番難しい問題が残っている。


五月晴れる
紫雲英野に蝶

風に誘われて

光に誘われて

緑に誘われて

力をためたら
旅をはじめる














2 件のコメント:

  1.  さすが外国で永らく生活されたMARIOさん、私どもとは感覚が違いますね。
     パリもロンドンもそれほど大差ない。飛行機に乗ってしまえば、北海道や沖縄に行くようなものなのでしょうか。私は、日本から一歩も出たことがないので、イギリスやアメリカなどの素晴らしさがわかりません。精々テレビで旅番組や世界遺産などをみて、なるほど、と思う程度。

     そもそも私自身が旅行を好まないので、遠いところへ遊びに行きたいと思わない。だから、いつも家族にぶつぶつ文句を言われています。
     「GWのいちばんの楽しみは、ゆっくりお風呂につかりながら渋滞情報を聞くことだ」と、落語家が言っていましたが、私もそれに近いですね。

     さて、MARIOさんのイギリス自転車旅が待ち遠しいですね。
    大まかな計画はすでにできていて、チャットGPTで懇切丁寧なアドバイスも受ける。
    そう考えると、海外旅行も修学旅行に出かける準備とさほど変わりませんね。
    驚いたのは、イギリスは左側通行なのですね。外車=左ハンドルというイメージでしたが、イギリス車は日本車と同じ右ハンドルということか。訳があるのでしょうね。

     簡単なようで一番難しい問題をクリアしたとき、日本脱出となりますね。
    機が熟したら、このブログでご紹介ください。

    返信削除
  2.  どうせ外国へ行くなら、まとまった期間滞在したいと思うので、なかなか思い切れません。思いついたら案外簡単に出発できる気もします。そのときに、為替レートが円高に振れているといいのですが。

     父が亡くなって介護の必要がなくなりましたが、一人暮らしの叔父の世話が必要で、長期に家を空けられないのも先延ばしの理由になっています。

     ところで、イギリスは騎士(ナイト)の国、日本は武士の国。いずれも、左に刀を差すので、馬に乗るときは刀が邪魔にならないように左から跨ります。馬を道の左側につけるので、左側通行が便利です。

     ヨーロッパやアメリカ大陸では牛や羊を放牧します。群れを移動させるときに、牧童は群れの左前を歩いたり馬に乗ったりして誘導します。他の群れとすれちがうときは、群れが混じらないように右側通行をすると聞いたことがあります。

     真偽のほどは判りません。チャットGPTにでも尋ねてみます。

    返信削除