冬をむかえる

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'25.1.22 山を見て走る

2023年1月28日土曜日

走行会のこと

 仲間うちでは走行会と呼んでいる。特にグループの名前があるわけではない。イベントを企画するわけでもない。週に一度、メンバーの都合を考えて集まり近場を走る。普段は4人のメンバーの家からほぼ同じ距離にある、三岐鉄道北勢線大泉駅隣で地元の野菜などを売る「うりぼう」に集まる。全員が参加できて、雨が降らないことが開催の最低の条件である。

 これまで、ロードバイクかクロスバイクで走っていたが、昨年メンバー全員がマウンテンバイクを手に入れたので、走り方が変わった。近場の道は走り尽くした感があったが、マウンテンバイクで走るようになって、コースのバリエーションが増えた。何年も前からマウンテンバイクを所有していた者もいるが、最近手に入れたメンバーが一人いる。新しく乗り始めたメンバーにも無理のないダートコースや林道が走行会の選択肢に加わった。

 クロスバイク・ロードバイクで走るか、マウンテンバイクにするか、事前の打ち合わせ事項が一つ増えたが、どちらにするかは思いつきで決めている。昨年1年間の記録を集計したところ、クロスバイク・ロードバイクで走った回数が15回、マウンテンバイクで走った回数が16回だった。走行距離はというと、前者が522㎞、後者は525㎞。計算して走ったように、回数も走行距離も同じである。一回おきに乗るとか、毎回の走行距離を決めているというわけではない。思いつきで自転車を選んでいて、この結果は奇跡である。

 平均年齢70歳以上のメンバーの勘と知恵はあなどれない。走り方は入門ライダーの域を出ないが、それなりの結果はきちんと残す。仲間うちで何でもないことを褒め合い、自画自賛し、がんばり過ぎないようにがんばる。高齢者の走行会は今年も同じようなペースでつづいていくだろう。 

あちらへ行くか
こちらにするか

あれをしたり
これをしたり

あちらを向いたり
こちらを向いたり

あれも試し
これも試す

ここで停まり
ここで考える

こちらから
あちらへと
越えていく
進んでいく


3 件のコメント:

  1.  とても楽しそうな走行会が、うらやましいです。
    70代とはとても思えない、溌剌としたムードが漂っていますね。
     自分が小さい頃、70歳といえば走ることはおろか、家の中でじっとしていて活動的ではないじいさんばあさんを思い浮かべます。
     しかし写真で拝見する限り、どうみても50代の元気のいいおじさんたちですよ。老いを感じさせない姿が、私にも力を与えてくれそうです。
     とりあえず80歳までは、走り続けてください。私も頑張らないと。

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  2. 最後の写真は何ですか!?
    とても元気な高齢者の方々で驚きました。とてもじぃさんとは呼べませんね。

    マウバで走る道はロードで走る道とは違って冒険的な要素が強いんでしょうね。幼い頃、木に登ったり秘密基地を作ったりと、どうも男子というのは冒険的な危ないなことを好むようです。オートバイで突っ走るのも然りです。

    年齢を重ねるにつれて危ないからやめとこ、しんどいから無理せんとことなっていくのが通例ですが、Marioさんたちのバイクライフはワクワク、ドキドキしていたガキの頃への回帰を心から楽しんでいるようにお見受けします。

    少々無理をしないと面白くないのはよく分かりますが、くれぐれもお気をつけください。釈迦に説法になりますがよろしくお願いします。

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  3. コメントありがとうございます。

    このページの最後の写真は、倒木に道をはばまれて、行きもならず、引き返すのも面倒ということで、1台ずつバイクを持ち上げて、倒木を越えているところです。

    お二人から、溌剌とした元気な高齢者とお褒めをいただいていますが、写真はそれらしいものを選んでいます。実際の姿はそれほど勇ましくないと思います。しょぼくれた写真を使うと、走行会の仲間にしかられそうなので、元気そうなものを選びました。

    いつも写真の撮影場所や状況は説明していません。写真の場所や前後の状況をご想像いただく方が面白いのではないかと思っています。

    写真撮影後すぐに転倒、というようなハプニングのないように、高齢者なりの注意を払って走行したいと思います。

    引き続き、コメントをお寄せいただければ幸いです。

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