「相棒」というタイトルをつけただけで、もう結論が見えたようなものだ。自転車はおまえの良き相棒だと言いたいのだろう、と簡単に言い当てられそうである。判りきったことを、今更ながらに書くこともないと思うが、書きながら気づくこともある。書き始めたら最後まで書いてみることだ。
相棒とは、もともと駕篭を担ぐときの相手のことをいう。駕篭を担ぐには前と後ろの担ぎ手の息が合わないとうまくいかない。駕篭に乗せてもらった経験はないが、担ぎ手の呼吸がぴったり合っていれば、高級セダンのように乗り心地がのいいだろう。反対に、担ぎ手の呼吸が合わない駕篭は、バランスの悪い自転車と同じで、妙な振動や揺れが出て、不快に感じるかもしれない。
テレビドラマ『相棒』は、20年以上もつづく長寿番組である。主人公の杉下右京は、何度か相棒を代えながら、長い間活躍し続けている。よほどいい相棒に恵まれないと、これほど長くは視聴者を引き付けられない。
名探偵の事件解決には相棒がつきものである。古畑任三郎と大泉真一郎というのもあった。海外のドラマでは、『白バイ野郎ジョン&パンチ』、『刑事スタスキーとハッチ』、それに、『マイアミバイス』のソニーとダブスのコンビも懐かしい。シャーロック・ホームズとワトソン博士という名コンビもある。彼らはお互いにいい相棒に恵まれている。
相棒を描く物語は、天才肌と常識人、破天荒型と堅実型、もしくはベテランと新米などのコンビが登場し、片方をストーリテラーとして進行していくというのが典型である。相棒同士はお互いに引き立て合い、力を補完する。主人公はもちろん、名脇役の相棒がいないと物語は成立しない。
自転車の場合、主人公は乗り手なのか自転車なのか判然としないところもある。乗り手が自転車を選ぶとすると、破天荒型や天才型で高性能の自転車は扱いが難しい。かといって、堅実型で常識を超えない自転車では物足りない。現実の相棒選びは難しい。自分の方では気に入って選んでも、自転車に拒絶されて、乗りこなせないということもある。
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| 相棒と出かける日 |
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| 相棒とむかえる あたらしい季節 |
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同じ風の中にいても 想いがすれちがっていたり |
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同じ場所にいて 同じものを眺めていたり |
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この先も一緒に進んだり この先は別れることになったり |
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道のない道に踏み入る 異を立てるのではなく 通じるものを探したい |
























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