主義というほど大げさなものではが、仕事を辞めて家に居るようになってからは、気がつけば自転車に乗ることを中心に生活が回っている。
以前にもブログに書いたが、今年数え歳で100歳になる父がいるので、長い間家を空けて遠くへ出かけることはできない。父を連れて旅をするというようなこともむずかしい。かといって、天気のいい日に家にこもって本を読んでいるというのもつまらない。
自転車は、ほんの少しの時間にふらりと出かけても、心のもちよう次第で長い旅に出たような気分が味わえる。この面白さは、色褪せない。
自転車で出かけた先で写真を撮る。週に一度更新するブログにそれを掲載する。自転車に乗ることが、日課を決めたり少し先までの計画を立てたりするときの最優先事項になる。
天気予報を見るのは、自転車に乗るためである。特に風向きや風の強さは気になるところである。自転車には大きく影響する。
広くはない庭の、それでも手入れは必要であるが、天気と相談して、先ずは自転車に乗る時間を確保してから、庭いじりの計画を立てる。
人と会うにも、自転車の乗ることの方を優先する。仕事をしなくなってからは、どうしても会う必要がある人は少ない。人と会う約束は雨の日に、と思ってしまう。自転車を優先していると、友だちと疎遠になりかねない。自転車中心主義などと悦に入っていると、見逃してしまうことも多くなるかもしれない。
生活は自転車の車輪と一緒に回っているなどと恰好をつけている。ところが、スポーツ自転車に乗り出すには若干の準備もいる。面倒なので、煙草を買いに出かけたり、手紙を出したり散髪に行くときに、ほんのご近所まで行くのにも自動車を使う。これでも自転車中心主義といえるのか、はなはだ疑問である。
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日々の生活の真ん中で 自転車に乗っている |
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| 自転車の肩越しに季節の花を見る |
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| 自転車の向こうに季節の花を眺める |
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自転車の似合う場所を探し 自転車の似合う場所に出かける |
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日々の生活の外へも 自転車で出かける |
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こうやって 新しい場所にも 新しいものにも 出会っていくが 見落としている物や 会えずに終わる人も あるのかもしれない |









































