アマゾンのプライム会員なので、映画もドラマも無料配信されているものは見放題である。FireTVスティックというデバイスを手に入れて、テレビやアンプにつなげば、映画、ドラマや音楽を好みの画面や音響装置で観たり聴いたりできる。家にいる時間が長いリタイア組には力強い味方である。
番組の内容を観ているのかコマーシャルを観ているのか判らないような、民放のTVドラマにはとても付き合いきれない。録画しておいてCMを省くという手もあるが、それもまどろっこしい。内容も安直なものが多い。アマゾンの配信している映画やドラマ、音楽なら時間を選ばず視聴できる。画質や音質も十分高い。連続ドラマの続きを1週間待つ必要もない。時間があれば2話連続でも観られるし、1週間以上間をあけることもできる。
夕食後には外国の連続ドラマを1本観るのを日課にしている。観始めたのは2018年 5月、2年半も観続けている。どれくらいの本数になるか数えてみて驚いた。初めて観たのは『スーツ SUITS 』7シーズン(シリーズ)で109エピソード(話)。その後も面白そうなドラマを選んで、ほぼ毎日観ている。
- 『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』5シーズン120話
- 『ブラウン神父 』 7シーズン80話
- 『ミス・マープル』 2シーズン18話
- 『リッパー・ストリート』 5シーズン39話
- 『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』 3シーズン25話
- 『Scorpion/スコーピオン』 2シーズン 47話
- 『THE MENTALIST/メンタリスト』 7シーズン151話
- 『新米刑事モース-オックスフォード事件簿』 1シーズン9話
- 『ホワイトチャペル 終わりなき殺意』 4シーズン18話
外国のドラマは字幕版で観る。できるだけ字幕を頼らずセリフを聴き取る。毎日45分から60分間、英語のヒアリングの訓練をしているようなものだから、多少の効果はあるだろう。ドラマのつづく間、同じ登場人物の同じような言い回しを聴き続けていると、少しずつセリフが聴きとれるようになる。訛(なま)りや癖も判ってくる。これを継続は力なりというのかどうか。
この3年間で自転車に乗った回数も数えてみた。リタイア組には暇な時間があるので、記録の収録や調査統計にかける時間は有り余る。期せずして、観たドラマの本数と自転車に乗った回数はほぼ同じである。英語を聴きとる力や脚力が強化されているという実感はないが、継続が何かの力にはなっているはずである。
『忙中閑あり』などと言います。忙しい中にもヒマな時間はあるものということかな。
返信削除私も現役のころ、たまには日曜日にゆっくり寝ていたいな、と思ったことがあります。でも結局ダラダラと一日が終わってしまい、時間を無駄に過ごしただけの虚しさや後悔が残ってしまう。
現在の自分は半日程度働くだけの気楽な仕事ですが、それでも残りの半日を上手く活用できない情けなさがあります。
MARIOさんは引退されて、毎日時間が十分にあると仰いますが、ブログを見る限り、時間を上手に活用されていて、とても充実した日々を過ごされています。
要するに、時間があるかないかではなく、いかに満足できる使い方をするかだと
思います。自転車然り、夕食後の外国TV視聴然り、読書量然り、パソコン研究然り。
そういえば日記も数十年、毎日書かれているそうで、継続は大いなる力ですよ。
ちなみに、小生、畑日記を始めてちょうどまる5年。
MARIOさんには遠く及ばない。継続のケというところです。
どんな継続にも始まりがあって、はじまりは「ケ」ですよね。それがいつしか「イ」になり、「ゾ」「ク」とつながっていく。「ケ(気)」がないとはじまりませんから…。虚仮の一念岩をも通すといいますから、何でも愚直に続けていれば、きっと力になるのでしょうね。け(気)い(意)ぞ(像)く(具・求)。気があって、意志や意欲につながる。それが形=像になり、いずれは常に具わる。それをさらに求め続けると考えれば「ケ」の未来が見えてきます。
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