冬をむかえる

冬をむかえる
'25.1.22 山を見て走る

2022年10月22日土曜日

こける

  「こんばんは。一人走行会でコケちゃいました。道に迷いどこぞの屋敷に入り込み、慌ててUターン!これがまずかったようで、砂利にハンドルをとられズルッ!肩と頭をアスファルトで強打!!  痛ったー!若い頃なら出来ていたことが出来なくなっています。改めて安全第一を痛感した次第であります。」

 先週の日曜日に送られてきた自転車仲間からのメールである。その後のやり取りで、肩に痣ができた程度で、怪我は大したことがないと判り、先ずは安心した。奇しくも、ヘルメットのことを書いてブログを更新した翌日のことである。大事に至らなかったのは、ヘルメットのお陰もあったかもしれない。

 こけるというのは、転倒することの他に、物事がうまくいかないという意味にも使われる。いずれにしても、歓迎されることではない。幸い、自分はこれまで転倒の憂き目にあったことはない。お寺の境内を覗き込みながら走っていて、鐘撞き堂の石垣にすり寄ってしまったことはある。出会い頭に、高校生の自転車と接触したこともある。2回とも、肩がぶつかった程度で、怪我はなかった。自転車も無事だった。

 こける原因は、急ぐ、慌てる、判断が狂うということにあるようだ。あとは脇見が怖い。自転車で走っていると、思わぬ絶景に出会って、それに見とれる。スポーツ自転車はスピードが出るので、脇見はご法度。タイヤが細いので、砂利などにタイヤが食い込むこともある。メールにあった転倒もそんなことが重なったからだろう。

 二輪車であるからには、自転車はこける。歳とともに足腰が弱れば、こけるリスクは大きくなる。こけるのは当たり前と思っていれば、諸事万端注意をはらう。こけるのが当たり前でも、こけて怪我をすることだけは避けたいものだ。

砂の像はいずれ砂に還り
また新しい街をつくる

新しい人たちに
会わせてくれる

水に還った水は
岸辺に近づけば
新しい像を結ぶ

水は水の世界を
ひっそりと描く

秋の一日が
山の向こうに還る

子どものころに
いつも思っていた
夕焼けを追いかけて
山の向こうへ行ってみたい





2 件のコメント:

  1.  私はスポーツバイクに乗ってから、2度こけました。

     1回目は、まだ乗り出して日が浅いころ、細い道から急な下り坂を降りるところでバランスを崩して、下の田んぼへ突っ込んだこと。角度も急だったのと、坂の左右は階段になっており中央部だけ自転車が通れるが50㎝くらいの幅しかなく、進路はそこしかないので、焦ってパニック状態になった次第。幸い、転んだ場所が田んぼだったので大きな被害はなし。

     2回目は、3人の仲間で1日100㎞を目指そうという企画があった。30kmあたりの細い堤防沿いの道で、工事用車両が出入りするための鉄板が敷いてあり、境いめが砂利で覆われていて、自転車のタイヤと厚さ5㎝の鉄板が平行になり、進路が遮断されて転倒。鉄板に頭を打ち、眼鏡の釣り糸が切れる災難。まあ大けがではないので、そのままライド続行。
     とんだ記憶に残るクリスマスライドとなりました。高校時代にけがをした時と同じく、その時もノーヘルだったような気がします。

     コケるというのはいろいろな原因が考えられますが、やはり第一に運動神経の悪さです。MARIOさんは一度もないようで、流石だと感心します。自転車の構造や特性をよく理解され、いつも緻密な準備と見通しをもった運転をされるからだと思います。

     私もアラコキ世代ですので、周りに迷惑をかけずに、少しでも長く乗れるように頭を使った走行を心がけたいと思います。

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  2.  今回書きませんでしたが、子どものころに両手をハンドルから離して自転車に乗っていて、こけて肘の骨を骨折したという苦い経験があります。肘は今も完全に曲がりません。
      
     オートバイに乗っていたころも、何度かこけました。大きな怪我はなかったですが、それなりの怪我はありました。こける怖さは重々承知しているつもりです。

     べーえんべーさんのアクシデントも、深刻な怪我につながらず良かったです。

     年齢とともに、ますます危険度は増すと思います。自分の運動神経や自転車の性能を過信しないで、お互いに安全走行を心がけ、長く自転車を楽しめるようにいたしましょう。やっぱ、何かにつけて、こけるのはあきません。

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