今年の夏は強烈に暑かった。9月になっても残暑が暑い。長時間自転車に乗るのは危険だ。かといってまったく乗らないのでは身体がなまる。
熱中症で救急搬送された人のニュースを頻繁に耳にした。他人事とは思えない。無茶は出来ない。去年は暑い盛りにもかなり走ったのに、加齢がすすんで用心深くなったか弱気になったか。
仕事で自転車を使うなら兎も角、面白くて走っているだけなのに、熱中症にでもなったらお笑い種だ。救急搬送でもされようものなら、救急車の無駄遣いだと誹そうだ。自転車仲間からは、だから言わんこっちゃないと心配され、笑われもするだろう。
早起きは苦手だが、無理をして5時には起きることにする。遅くとも6時過ぎには家を出て3時間、気温がぐんと上がる9時までに50㎞くらいは走れる。
鈴鹿市の椿大社までは何度も出かけている。往復50㎞、街中へは出なくてもいいし、通勤の車で混み合う道を走らなくても行ける。我が家からちょうどいい朝の50㎞だ。
同じコースばかりではつまらない。他にも朝の50㎞を探す。いなべ市藤原町の長楽寺。登りが多いが山の中の爽やかなコースだ。帰り道にさしかかるころには気温が上がるが、山から下るのが心地よい。身体も無理をしない。
多度から美濃街道を抜け、岐阜県海津市の海津橋まで20㎞。揖斐川を下って桑名を周って帰ると50㎞になる。大きな川に沿って走るコースが爽快だ。
四日市の市街を抜けて25㎞で出会う海まで走る。大きな街を抜けるという難点はあるが、まだ涼しい海に会える。今日はこのまま気温が上がらないのではないかと期待する。
炎暑の夏も走り方しだいで楽しめた。長く暑い夏とはいえ、いつまでもつづくことはないだろう。年齢や季節の移ろいに合わせて走り方を変える。秋の新しい走り方も考えてみる。
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大気が燃え上がるまでに 長い橋を渡ってしまおう |
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涼しい朝の海まで来れば 熱波はとどかないはずだ |
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地球が太陽の追いかけられ 追いつかれて灼けはじめる |
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灼けついた街からは人影が消えて 真昼の地球は魔界の惑星にかわる |
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人も地球も熱に溶け出す前に 橋を渡ってもどれるだろうか |
今年の夏は梅雨明けが6月、猛暑日を連発、異常な暑さはおさまらず、9月になると局地的な線状降水帯が頻発。これまで学習した気象の常識概念が破壊されたようです。
返信削除それにしてもＭＡＲＩＯさん、そんな状況をものともせず対応していらっしゃることに感心するしかありません。早朝を利用することと50㎞を走るコースを工夫するとはさすがですね。でも3時間で50㎞はけっこう速いですね。
私の夏は、自転車には乗れないので涼しい環境を求めて、ラクな過ごし方を探していました。早朝に軽く散歩をして、その後数時間は畑仕事。あとは、ほぼ毎日放送される大谷君のＭＬＢをテレビ観戦。たいてい昼過ぎまで中継されるので、これで1日の半分くらいが終わってしまいます。
夕方までは暑くて外へ出られないので、エアコンのお世話になりっぱなし。ようやく日没あたりから行動開始。外へ出て畑の点検をして、家の周辺を散歩。
そんな具合で、充実した趣味を見つけるまでまだまだ時間がかかりそうです。
何度も同じことを繰り返しますが、私は早起きが苦手なので、朝の時間をうまく使えません。今年の夏は日中には自転車に乗れそうもなかったので、早起きに挑戦しました。
返信削除朝ライドは爽快で、50㎞限定のコースをいくつか見つけたのも収穫でした。秋になっても同じコースを繰り返し走れそうです。
べーえんべーさんは自転車はしばらくお休みだとして、畑での野菜作りやBLMなどのスポーツ観戦も立派な趣味だと思います。身心に負荷をかけず、今やっておられるこを楽しまれたらいいと思います。
長年働いたので、神様からご褒美にいただいた休暇だと思って、ゆっくりたっぷり時間を使う贅沢を味わってください。自転車再開に備えて、愛車のメンテもお忘れなく!!