冬をむかえる

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'25.1.22 山を見て走る

2020年4月11日土曜日

教え子の自転車

  ちょっと前に、ブログを見てくれたという教え子から、メールをもらった。「教え子」という言葉は好きではない。好きな言い方ではないが、私が昔教員をしていて、かつて教えたことのある(または、私が教えられることが多かった)人は「教え子」という言い方をすると関係性が判りやすい。
 勝手にメールを転載すると叱られるかもしれないが、ご容赦願うことにする。

「日に日に暖かくなり、益々自転車が楽しい季節ですね。
    本日、何年かぶりに私も自転車に乗ってみました。と、言っても近距離も近距離…先月行くはずだった『確定申告』をしに市役所まで。例年、確定申告は市役所の5階大会議場で行われています。ただ、最近市役所の駐車場が有料になったので、自転車で行こうかな?と。市役所に着いて、5階に行くとがラーンとしていて、へっですよ。貼り紙を見たら、315日以降は税務署になりましたと… ‼️…… 自転車漕いで税務署まで行きました。まぁ、近いですけど()
    ただ、今日は風が強くて😭  先生のブログじゃないですけど、向かい風、向かい風、たまに追い風… 脚力も弱くなり漕いでも漕いでも走らない… やっぱり車がいいなぁ😊 まっ、これも知らない道・長距離 N.G ですが()
    風もなく、もう少しだけ暖かくなったら私でも自転車楽しいと思えますかねぇ😞
     ブログで自転車の詩が読めるのを楽しみにしています今のブログの中でも、 結構『詩』を思わせる箇所がある様な気もしますが…」

 以上がメールの全文。国語を教えていた(?)元教員が、添削なしで全文引用するということは、出色の名文。メールの最後に、自転車の詩の件(くだり)があるのは、私が国語の授業でいつも詩を創るという課題を出していて、自分も自作の詩を披露していたからだと思う。
 自転車に乗る、あるいは自転車にまつわる逸話を書いていて、それを目にとめてくれた人が、自分も自転車に乗ってみようと思い立ったというのは嬉しいことである。
 「教え子」というのは、卒業したのちも動向を気にかけてくれていて、ときおり声をかけてくれる。これも嬉しいことである。

 退職の直前、勤務していた学校の全校公開日に最後の授業をした。校長が公開で授業をするのは珍しい。多く人が授業を観に来てくれた。今では生徒の親になっている「教え子」が何人かいた。口コミで広がったのか、最後の授業には、学校には関係のない「教え子」まで、保護者に混じって大勢来てくれた。教室に入りきれない人が廊下にあふれた。最後の授業の出来はともかく、昔の生徒も授業を受けてくれた。嬉しいけれど、授業をするのはこれが最後かと思うとさみしくもあった。


無造作に置かれている自転車(実用車=ママチャリ)
意識して乗ってみると意外に楽しい        
どこにでも駐輪できて、便利なことは天下一品    
                     
最近は、サドルを上げて乗っている人をよく見かける。高校生に多い
 スマホ片手の運転と右側通行はやめた方がいい                  
泥除けをはずす、サドルを好みのものに替え高さを調整  
    チェーンとタイヤの空気圧、それにブレーキの調整        
     それなりに姿も良くなり軽快に走る                
クロスバイクと並べても、一緒に走っても遜色ない    
「教え子」の話題が出たので、私が初めて教員になったころの生徒たちをご紹介        
もう、だれがだれか判らないくらいの年齢になったので、公開しても大丈夫?        
  今から43年前? ブログを見てメールしてくれた人もこの中に…。                          




















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