’26.5.8 一期は夢よ

2022年6月11日土曜日

タイヤの寿命

 3,8674,5305,5896,4588,311。これまでに使ったタイヤの走行距離である。単位は㎞。自転車のタイヤは言うまでもなく2本ある。駆動する力はすべて後輪にかかるので、後輪のタイヤが圧倒的に早く摩耗する。感覚的にはほぼ倍くらいの早さで擦り減るのではないだろうか。脚力のある人は、加速する力が強いので、タイヤの減りも早くなることだろう。

 パワフルなエンジンを積む自動車が、幅の広いタイヤを装着していても、摩耗が早いのと同じ理屈である。私のように力のないライダーのタイヤは寿命が長いということになる。クロスバイクのタイヤは今使っているもので9セット目、ロードバイクは6セット目、マウンテンバイクは購入したときのものをそのまま使っている。 

 何セットも使ったが、平均すれば5,000㎞くらいで取り換えている。交換の時期としては、①タイヤのトレッド(接地面)の溝が減って、いかにもスリップしそうにったとき。(タイヤによっては、自動車のタイヤと同じように、スリップサイン、TWI[Tread Wear Indicator]がついているタイヤもある)。②トレッドやサイドウォール(横腹)にひびや亀裂をみつけたとき。③パンクが頻発するようになったとき、などが考えられる。乗り心地が悪く、使っているタイヤに飽きてしまったときというのもある。但し、これは我慢して乗りつづけるのが経済的理由からは妥当である。

 経済を考えるならば、タイヤの寿命が5,000㎞とすると、前後の減り具合を考えて、3,000㎞くらいで、前後のタイヤを入れ替えるのがいいようだ。前後のタイヤを交換するといっても、自動車のようにホイールごとはずして入れ替えるというわけにはいかない。自転車の前後ホイールは、ギアの有無など形状が違うので、ホイールから脱着する必要がある。これは面倒な作業だが、習熟しておくと出先でパンクをしたときには調法だ。

 自転車のタイヤは安いものでは12,000円くらいから、高価なものは10,000円近くするものまである。クロスバイクに過剰品質と思われるようなちょっと高価なタイヤを使っていたら、それが災いの元になった。

 乗り心地が良くて、摩耗も少ないようなので、前後の入れ替えをさぼって6,000㎞走り続けた。先日、休憩していて何気なくタイヤを見ていたら、何と後輪のトレッドのゴムが剥がれているではないか。スリップサインもついていて高級なタイヤなので高をくくっていたら、破綻は思いがけなくやってきた。

 トレッドが剥がれて、中のケーシングといわれる布地がむき出しになっている。タイヤの予備までは持っていないので、恐る恐る家まで20㎞ほどを走った。タイヤの寿命は乗り方で変る。乗り手の脚力でも変わる。乗り手の寿命は予測がつかないが、タイヤの寿命は概ね察知できる。チェックとケアを怠らなければ、タイヤに裏切られることはないはずだ。

泥んこになって遊んだ日

田の道を辿った記憶

記憶は不意に顔を出す

記憶の先の世界をのぞく

タイヤに記憶を刻み

古い皮は引きはがしていく



2 件のコメント:

  1.  私がクロスバイクに乗り始めて4年目、走行距離は10000㎞を越えたぐらい。週に1,2回、軽くのんびり走る程度なので、タイヤの状態にも無頓着。確か今のタイヤで3本目だと思います。
    いつも仲間のアドバイスでメンテナンスを行い、他力本願。
    これではなかなかMARIOさんのように自在に扱える腕前にはなりません。でも定期的にタイヤの前後交換をしないと寿命が全く違うのですね。写真のタイヤがめくれてくる画像は驚きです。あれだけ知識が豊富で技術に長けたMARIOさんでも、たまにはあんなことが起こるのですね。医者の不養生とはちょっとちがいますが、MARIOさんも人の子で、少しほっとしました。
     週末になると、上下をバッチリ決めて走っている自転車集団とよくすれ違いますが、ライディング中に起きた故障や緊急事態にすばやく対応できる人は、どれだけいるでしょうね。起こるであろう事故に必要な部品、工具。修理するための技術がどこまであるのか、俄かライダーでは、厳しいでしょうね。

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  2.  べーえんべーさん、タイヤの交換などを定期的にされているようで素晴らしいことです。私も、機械いじりが嫌いではなので、自転車もあれこれと自分で整備などやっているつもりですが、なかなかうまくはできないところもあって、自由に扱えるところまではとてもいきません。

     安全に乗ろうということを意識しているだけでも、事故や故障に遭う確率は低くなると思うので、常に気を配るようにはしています。それでも、今回のようなタイヤのトラブルに見舞われることもあって、まだまだ甘いと痛感します。自転車の故障だけならまだしも、事故に遭って骨折でもすると再起不能ということも考えられます。こんな面白いものを続けられなくなるのは勿体ないので、無事故で乗りつづけられるように細心の注意をはらいたいと思います。



     

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