冬をむかえる

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'25.1.22 山を見て走る

2022年7月2日土曜日

梅雨明け記念一人走行会

 梅雨があっけないほど簡単に明けた。例年よりも3週間も早い梅雨明け宣言だという。6月だというのに、梅雨明けと同時に焼けるような陽ざしが恐ろしい。喜び勇んで自転車で飛び出すことがためらわれるような猛暑だ。

 熱中症警戒アラートが発令され、戸外での運動は原則禁止。学校では、校外見学や授業中に熱中症で救急搬送された児童や生徒のいることもニュースになっている。しかるをいわんや高齢者をやというところか。

 そうはいっても、気持ちの良い快晴。少し遠出をしてみたいと虫が騒ぐ。休憩と水分をたっぷりとりながら、無理なく走れば大丈夫と自分に言い聞かせて出かけることにする。

 梅雨明け記念の一人走行会ということで、目的地を選ぶとすれば海だろう。帰路の風向きを調べて出かける。帰りに追い風を受けられるように走れば、多少長い距離を走っても余裕がある。選んだのは白子から津の海岸線を海を見ながら走るというコース。今年になって1日に100㎞を走る機会が少なくなっているのでちょうど良い。

 午前中は休憩と水分を適度に取りながら、津の海岸まで50㎞を快調に走る。昼食を食べて折り返す。午後になると、陽ざしはさらにきつく、遠くへ来すぎたかとやや不安になる。体温が上がり過ぎているかもしれない。コンビニで買った氷で、身体の外と中から冷やす。冷房が効いたコンビニの店内から出たくない。予報通りの追い風に背中を押してもらわなければかなり厳しい。

 休憩の間に走行会の仲間に海で撮った写真を送ったら、「改めて確認しますが、我々は70歳を超えています。くれぐれもご自愛ください」という返信が届いた。

 梅雨明け記念などとうそぶいているのもいいが、この時期、自転車に乗るには相当の用心が必要であると思い知った。毎年、梅雨明けを迎えると若返った気がするけれど、実は年齢を重ねているのだ。 

海も空も晴れていると思えば
出かけないわけにはいかない

今日が今年の梅雨明けの空
ここが今年の梅雨明けの海

梅雨が明ければ
海の向こうへも
自転車で渡れる

今頃は川岸でも梅雨が明けて

今頃は山にも夏が来ている


2 件のコメント:

  1.  今回のブログは1200字もあるとは思えないわかりやすい内容で、一気に最後まで読み終えることができました。 
     さてこれだけ早く梅雨が明けたことは、自分の人生のなかで記憶にありません。小学生の頃、夏休み直前学校総出で近くの川へ泳ぎに行くのが恒例で、あれが梅雨明けのサインだったと思います。
     今回のように7月以前に梅雨明けするとは考えられない事態。
    まさに地球温暖化の影響なのか、異常気象の最たるもの。地球破滅の道を辿っているのかと思うと怖くなります。とはいえ、今日になって激しい雨、台風の影響もあるけれど戻り梅雨とか言ってしばらくは雨が続くようでやれやれ。水不足や電力逼迫状況には朗報です。一体この気象はどうなっているのでしょうね。
     さて梅雨明け宣言と同時に新夏を求めて100㎞走行に出かけるとは、MARIOさんのパワーには驚くしかありません。今回の3枚目の写真は、夏空の下、海の彼方まで自転車で走っていけそうな素敵なショットですね。
     私も38℃の気温が収まってくれば、ゆるゆると自転車を楽しもうと思っています。
     『しかるをいわんや高齢者をや』またまた勉強になりました。

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  2.  べーえんべーさんのおっしゃる通り、この先地球はどうなるのかと心配になるような気候ですね。天気がいいので自転車に乗れると喜んでばかりはいられません。しかも猛暑の中、無謀な遠出は慎むべきだと思います。

     遊びに無駄に資源をを使わずに自転車で遊んでいれば、多少は地球温暖化の防止に貢献できるのではないかと思っていますけど…。

     前々回の「縛りを解いて」に書きましたが、無理に1200字ちょうどに文章をまとめるのではなく、簡潔に書けるときは、短くまとめることにします。字数の縛りを解いて、さらりと書く方が読みやすいと言ってもらえてありがたいです。

     下手な書き手が長々と判りにくい文章を書くのは、読んでいただく方に失礼ですよね。短い文章でもなかなか読んでもらいやすくは書けません。しかるをいわんや長文をや、です。
     

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