毎週一度、自転車のことをブログに書いている。自転車のことを語っている。何をどう語るのか、それが難しい。自転車について、知人と話すことがある。一緒に走る自転車仲間やご近所の自転車に乗っている人たちと自転車談義を交わす。ときには、行きずりの自転車愛好家と話すこともある。
10年も自転車に乗っていると、自分なりの乗り方や手入れと整備の仕方について学ぶこともあって、語ることが増えてくる。自転車の魅力について話したくなる。自転車に乗り始めようとする人から、自転車の選び方など尋ねられたりすると、つい嬉しくて経験談をひけらかしたくなる。
最近考えた。自転車に乗ることや整備することにかなりの時間を費やしているのだから、語ることはある。但し、それを他の人に押し付けたり、主張しすぎたりしてはいけない、ということである。
スポーツ自転車というくらいだから、自転車もスポーツの用具である。野球のグラブやテニスのラケット、ゴルフのクラブ。使い方や手入れの仕方は人によってそれぞれ違う。選び方ももちろん違う。自分のやり方が必ずしも他の人に役立つとは限らない。
自転車は、使い方によって命の危険もある。プロでもない自分が、曖昧なことを語るのは無責任だ。参考までにという条件付きで、経験談を語るにとどめたい。尋ねられたことだけを控えめに語るだけにとどめたい。かといって、尋ねられても出し惜しみをして、役に立ちそうな体験をしっかり伝えないのは不親切だ。
語っていると、整備を手伝うことにもなる。これが、また、難しい。素人が整備をしても、完璧にできる保証はない。手伝わなければ冷たい態度だと思われそうだが。手良かれと思って手伝ったことが、深刻な事故の原因になっても困る。自分の自転車なら整備できても、他の人の自転車は整備すべきでないこともある。相談されても、突き放すようだが、「う~ん、プロの自転車屋さんに尋ねてはどうですか」と勧めることも必要だ。自転車について語っても、騙ることのないようにしたい。
10年間3台の自転車を乗りこなして、総走行距離も8万㎞に近づいてきましたね。その間、いろいろな発見や出会いがあったと思います。
返信削除自転車に巡り合えたことで、一生通らなかったはずの脇道や細い山道を登り切って振り向いたときに見えた絶景。自転車でしか体験できないことの多さにびっくりされたでしょう。
そして10年経った現在、自転車の奥の深さと魅力を再認識されていることと存じます。私はまだ1万㎞程度で、足元にも及びません。
前回のブログのコメントに書こうと思って忘れたことがあります。
2021年から走行距離がクロスよりロードのほうが多くなったのはe-bike仲間と走るには、ロードでしか対抗できないということでしたね。
あと一つ、マウンテンバイクはダートや山道などを走るので距離を稼ぐには不向きですね。そこでふと思いついたのが、あの記録表を走行距離ではなく乗った回数にしてみたらどうか、と。月ごとに3種の乗った回数で記録して、年間トータルを出すとどうなるか。MARIOさんは、1日のうち午前はクロスで午後はマウンテンということもあるでしょう。その場合は、1日でも乗った回数がそれぞれ1回ずつカウントされる。そうすれば距離とは違った比較ができて面白いかなと、単純に考えました。
とはいえ面倒くさいから、やるとしても1か月分でしょうか。
距離数の比較とは異なる傾向が発見できて面白いかも、です。
なるほど、3種類の自転車に乗る回数も集計してみると面白いですね。季節によっても、違うような気もします。冬は寒くて風が強いので、山の中をマウンテンバイクで走る回数が多いような気がしていました。冬は、蛭やマムシ、蚊などに悩まされませんし…。
返信削除夏の暑い時期は、風を切って走るロードバイクが多いと感覚的には思っていました。一度、きちんと集計してみます。エクセルは、簡単に数を拾ってくれるので、傾向はすぐに判ると思います。
最近、ブログのネタに行き詰まり、マンネリ化しているので、良いアイディアをいただけるのはとてもありがたいです。いろいろとお教えいただきますよう、よろしくお願いします。