冬をむかえる

冬をむかえる
'25.1.22 山を見て走る

2022年12月31日土曜日

また、1年

  アッという間に、また、1年が過ぎる。今年も多くの時間を自転車の上で過ごした。  

 4,064 4,086 1,890。これは、今年1年間の自転車の走行距離、単位は㎞。クロスバイク、ロードバイク、そしてマウンテンバイクで走った距離である。合計すると10,040㎞になる。

 それぞれの自転車に乗った回数は、クロスバイクが147回、ロードバイクが101回、マウンテンバイクは回数が少なくそれでも68回。合わせると316回乗ったことになる。午前と午後に別の自転車に乗ることもあるので、日数にすれば200日を少し超えるくらいだろう。

 では、乗車時間はどうか。それぞれ、289時間12分、240時間33分、136時間20分、3台の自転車の上で過ごした時間は、666時間5分という計算になる。不眠不休で27日間乗りつづけたのと同じだ。

 昨年もほぼ同じくらいの距離を、同じくらいの時間をかけて走った。1年間に1万㎞を走るというのがつい目標になってしまいそうであるが、距離を稼ぐことが自転車に乗る目的ではない。走行会仲間も、私が年間1万㎞走れるかどうかということに関心をもってくれる。結果的に年間1万㎞走ることになっても、それを目標にはしたくない。

 次に走るコースを楽しみにして選んだり、行き当たりばったりのコースに思わぬ発見をしたり、好奇心のおもむくままに走る。気が向けば写真を撮り、印象に残ることはブログの記事まとめる。そんなことをしていて、振り返れば、数字が積もっている。かくして、1年はアッと今に過ぎる。これでよい。

 年間の走行距離を半分の5,000㎞程度にすれば、300時間が余る。余った時間に、自転車仲間以外の友人と過ごしたり、別の関心事を探したりすれば、世界が広がって、1年はアッという間ではなくなるかかもしれない。

また、1年が過ぎる

同じ場所に居ても
入れ替わっていく
時間のマジック

季節を眺めている

季節が移っていく

アッという間に1日が暮れる

休んだり
眠ったり
考えたり
するのも
いいかも
 
   付録 1

     附録 2


2 件のコメント:

  1.  あけましておめでとうございます。本年も楽しいブログをお願いします。
    昨年もあっという間の1年でした。
     2年連続10000㎞走破という記録には、驚くしかありません。
    200日とは雨の日と用事がある日以外は、ほぼ走っているような気がします。
    やはり、自転車の魅力は底知れないですね。
    数字を追うのではなく、走る中で『温故知新』を感じとり、もっと知りたい冒険心や子どもの頃の記憶を呼び起こしてくれる走り。
    サドル上では自分だけの世界を独り占めできる楽しさがあるように思います。
     私も今年はのんびりと気楽に、季節の変化を味わいながら一年を走ります。

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  2.  あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。また1年、つづくかどうかわかりませんが、今年もコメントをいただければ嬉しいです。

     べーえんべーさんのおっしゃる通り、サドルの上では自分の世界を存分に楽しむことができます。

     大げさなようですが、芭蕉の『奥の細道』の序文にある、「舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふるものは、日々旅にして旅を栖(すみか)とす」の「舟」を「自転車」に置き換えて、今年も旅に誘われてみたいと思っています。

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