「八ケ岳に行く予定が、天候がイマイチなので中止。でも、何処かには行きたい。天候が悪くなってもすぐ引き返せる近くの低山に行くことことにした。早朝なら少しはましだろうと山友と午前5時に待ち合わせて竜ヶ岳へLet’s go！
平日の猛暑だからか（略）、山頂は貸し切り状態で誰もいない。あとから登って来て出会ったのは５人だけと鹿の群れ。静かな山頂でのんびり朝食兼昼食を食べて下山した（略）」('24.8.23)
知人が「YAMAP」というアプリを使って掲載している山行の記録である。歩いたルートの地図、獲得標高や登山の途中で本人が撮影した写真などすべて見ることができる。
私が自転車に乗るときには、「Cyclemeter」というアプリを使っている。走ったルートや登り下りの標高、走行時間やスピードなどをGPSを使って自動的に記録してくれる。「YAMAP」の自転車版である。便利なアプリがあるものだ。
「YAMAP」の記録にある登り始めから頂上に至るまでの何枚もの写真が臨場感を添える。尾根を行く道、頂上からの眺望、重なった山からわき上がる雲の躍動まで感じ取れる。自分も行ってみたいなどというと、すぐにでもお誘いを受けそうだ。山に登る自信もないのに軽佻なことはいえない。記録を見せてもらって感動だけをメールで伝えた。
「山道は道幅も勾配も周りの景色も常に変わるから面白い。1週間前とは、昨日とは、見える景色が変わっているというのが楽しいです。自転車で走っているのもよく似た感覚があるのではと想像します。これが自動車だと「道」ではなく、早く目的地へ行くための「道路」であることが多いですよね。（略）ゆっくりも悪くないな、乙なものだなと思います。」という返信があった。
なるほど、「道」を行く楽しみ。径を捜し、道を行き、少しは倫にも気づく。同感です。ゆっくりも悪くないです。乙なものです。
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午後の通り雨を やりすごして また走り出す |
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同じ道を行っても 出会うものがちがったり |
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同じ場所を目指しても 辿る道がちがったり |
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あなたにはあなたが わたしにはわたしが 見ようとするもの あなたにはあなたに わたしにはわたしに 見えてくるもの |
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同じ道を行っても あなたにはあなたの道 わたしにはわたしの道 |
毎週土曜には欠かさず拝読させてもらっています。今回、私の拙い山行記録がブログのネタに·····驚きました。
返信削除登山で言えば、百名山を制覇しようとするもよし、トレールランのようにタイムを競うのもよし、私のように同じ山を飽きずに何度も歩くのもよし、人それぞれの楽しみ方があるのがいいなと思っています。もう少し高い山にも登ってやろうと意欲はありますが、過度な無理はせず頑張れば登れる程度の山行をこれからも楽しんでいこうと思っています。
Marioさんの自転車も同様、少し頑張って〇〇km走ろう、あそこまで行こうと、自分で自由に目標を設定して走るのが楽しいんだろうと思います。そして命を預ける道具である自転車の整備に抜かりないのもさすがです。
同じ趣味を持つ人から学ぶことがあるのは至極当然ですが、異なる趣味をもつ人から気づかされたり共感することも多々あることをMarioさんのブログは教えてくれます。毎週欠かさず更新することは大変だと思いますが、一愛読者の我儘です。無理し過ぎず続けてください。
コメントありがとうございます。Minoさんには、先ずお詫びをしないといけません。ちゃっかり、YAMAPに掲載されている活動記録をそっくり転載させていただき、おまけにメールの内容まで勝手に公開してしまいました。誠に申し訳のないことです。
返信削除YAMAPには素晴らしい写真が公開されていますが、ブログではその説明がうまくできていないので、これも申し訳なく思っています。いつもの変化のない自転車の写真より、今回は山の写真をパクってブログで紹介させてもらおうと企んだのですが、さすがにダウンロードができませんでした。
自転車に乗っていなかったら、日々の生活をどう送っていたかと考えることがあります。Minoさんに誘ってもらって山登りなど始めて、今頃は山行に夢中ということになっていたかもしれません。
どこでどんなことを始めるきっかけがあるか、誰からどんなことを学ぶ機会があるか、まだまだ未知の可能性がたくさんあります。今後もいろいろなことをお教えください。（できるだけ）無断で公開しないように心します。
このブログに山行のお話が登場してびっくりするとともに、楽しく拝見させていただきました。私はもう何十年も山に登ったことはありません。子どもの頃は、裏山へ弁当持ちで友達と出かけて、秘密基地を作ってターザンごっこをしたり山菜採りをしたり。
返信削除いつぞや遠くにみえる多度山に登ろうということになり、歩いて多度大社まで行き、頂上まで一直線、道なき道をかき分けてよじ登った記憶が蘇ります。
ＮＨＫで『にっぽん百低山－山高きが故に貴からず－』
という番組に気づき、ヒマに任せて視聴しています。
低いながらも人々に愛され、物語を秘めた山。酒場詩人の吉田類さんが全国の低山を訪ね、その魅力を堪能します。
私もほろ酔い酒で観るので、いい加減な記憶しかありません。三重県では御在所岳だけが100低山に選ばれています。
山行や自転車走行でも最近は便利なアプリがあるのですね。獲得標高、走行ルート、平均速度などがデータ化されて自動的に記録が残る。一昔前では考えられませんよね。
このところ毎日のように、クマの出没で人が襲われたというニュースが目に入ります。
おふたりも、未知なる道や径を通過するときはクマよけグッズをお忘れなく携帯してくださいませ。
べーえんべーさんは、高いアンテナを張り巡らしておられるようで、どんな話題にもお詳しいですね。ほろ酔い気分と言っておられますが、何でも敏感に取り入れておられるように拝察します。
返信削除いろいろな友人がいると、自分では経験のできないことも、あたかも経験しているように、微に入り細に入り教えてもらえるというのはありがたいことです。
仕事をしていた頃は同業者とのお付き合いが多かったのですが、退職後はご近所の人たちなど、仕事や経験のちがう方々とも仲良くしてもらって、今になって新しい世界が開けていると思うこともあります。
ただ、肝心の自転車の達人が近くにいないので、スキルが高まりません。自転車のことはとりあえず独学をつづけるということにして、それ以外のこともやれることは何でもやってみることにします。
未知の道に踏み込むときは、べーえんべーさんのおっしゃる通り、クマの他にもサル、イノシシなどに気をつけ、ネット上の詐欺にも注意したいと思います。