冬をむかえる

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'25.1.22 山を見て走る

2025年6月14日土曜日

自転車修理の恩恵

  1日家を留守にしていて帰宅してみると、郵便受に「警告」と書かれた印刷物が入っていた。読んでみると漏水のお知らせ。水道水が漏れているようだが、留守なので確認できない。水道工事屋さんに依頼して、点検してもらうようにという内容だった。

 漏水の心当たりがないわけではない。水洗便器のタンクから少しずつ水が漏れているのは気づいていた。ただ、少量の水漏れで水道メーターのパイロット(漏水を示す計器)が反応するのだろうか。

 家じゅうの蛇口が全部閉じていることを確認しても、漏水は続いている。地中で水道管が割れていると大ごとだ。試しに便器の水槽の元栓を閉じてみる。と、漏水を示すパイロットの回転が止まった。良かった。深刻な水漏れではない。原因は便器の水槽。

 そうと判れば、あとは業者さんに修理を依頼すればいい。というところで、しばし考える。普段から自転車の修理は自分でやっている。便器の水漏れくらい修理できるだろう。

壊れた部品を取り外す。新しい部品を買う。それを取り付ける。使う工具は違っても、修理の段取りは自転車の修理と変わりない。いつものことだが、YouTubeの動画で修理の方法を調べてみる。自分でもやれそうだ。業者さんに出張修理代を払うことを思えば安上がりだ。

 長く使っているので、水槽の水位を一定に保つボールタップと必要なときに水を流すフロートバルブを全部交換した。部品代〆て4,899円。工賃無料。配管を緩めて部品を付け替えるだけなので、手間のいる作業ではない。水漏れは見事に止まりました。

 自転車は水漏れに関係ないが、日ごろ自転車いじりをしていればこそ、水漏れの修理も自分でやってみようという気になれるのだ。自己流の修理がうまくいくとは限らない。リスクを伴う。それでも、やろうとする気合は自転車修理から受ける恩恵である。

不調になったら
弱気になるし

弱気になるから
不調にもなる

新しい色に塗り替える

新しい部品に取り換える

気分も入れ変えて
使いつづける

2 件のコメント:

  1. べーえんべー2025年6月19日 14:34

     実は我が家でもMARIOさん宅と同じことが起こっています。自宅は築47年、あちこちに老朽化がみられ、12年ほど前にリフォームしました。

     隔月で水道メーターを調べる検針員からの報告で、水漏れをしている兆候があるとのこと。家中の水に関する全ての蛇口を止めて、パイロットをみると、微妙に振れている。宅内配管のどこかで漏水箇所があるはず。台所、洗面所、風呂、トイレは漏れていない。となると、地中のどこかに原因がある可能性大。でも水道屋を頼んで点検、工事となると一大事である。

     実はもう数年前から、ピンクの紙で毎回漏水のお知らせがあったが、使用水量が以前と大して変わっていないので、ずっとそのままにしていました。市の指定業者に相談して修理を依頼してくださいとの文面だけど、高額な工事費を払うより、この放置放置の方が安いだろうと判断して、今に至っております。

     MARIOさんの自転車へのこだわり、自分で調べて追究し、実践する。この姿勢が、今回の水漏れ修理にも生かされていますね。やはり、普段からいろいろなことに興味をもって、自分の手で挑戦するMARIOさんだからできることだと思います。
     ところで、来年4月から自転車の交通違反に対して厳しい罰則が科せられますね。これからは常に頭において乗らないと・・・。

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  2.  今回は自転車とあまり関係のない話題を無理矢理自転車ネタにつなげてしまいました。それでもべーえんベーさんには同じ話題で付き合っていただきありがとうございます。

     自転車は具合が悪ければ乗らなければいいですが、家は住まないわけにはいかないので難問です。しかも漏水などはだんだん深刻になりそうで心配です。

     今回のトイレ修理はたまたまうまくいきましたが、いつもうまくいくとは限りません。何でも自分でやってみるのもいいですが、プロに任せるという選択も必要でしょうね。

     自分の身体も住まいも勿論自転車もですが、経年劣化が進みます。手入れをしながら大切に使い、必要ならば専門家に相談しようと思います。生兵法は怪我の元ですね。

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