相変わらず朝起きるのが遅い。新聞を取りに玄関先へ出ると外の空気がすでに燃えている。ほんの短い時間でも背中が焼ける。
連日、熱中症アラートが出ている。警戒のレベルが厳重警戒から、「危険」や「極めて危険」にまでなる日もある。観測史上最高の気温というニュースが毎日のように流れる。地球の温度はどこまで上がるのか。
こんなに暑くても、自転車には乗りたい。自転車依存症か。AIに夏場の自転車の乗り方を尋ねてみる。 「猛暑の時期に自転車に乗る際は、熱中症対策と自転車自体のトラブル対策の両方が重要です。気温が最も高い時間帯を避け、こまめな水分補給や休憩を心がけ、冷却グッズを活用しましょう。また、タイヤの空気圧調整や、ゴム部品の劣化、バッテリーの保管場所など、自転車のメンテナンスも忘れずに行いましょう」
タイヤの空気圧や電動アシストバイクのバッテリーにまで気を使ってくれるところはAIも気がきいている。
「プロ直伝、熱中症対策」というネットの記事にこんなものもあった。「自転車走行する道を選ぶことも、熱中症予防になります。夏の日差しが強い時期は、並木通りなどの日影が多い道を選んで走るようにしましょう」
短い距離なら兎も角、日かげの道がそんなに都合よくはつづかない。短い距離を短時間走るだけなら熱中症の心配はない。
朝の間の日影木陰は、太陽が高くなるとすべて地上から消える。長時間自転車に乗っていれば判る。いつの間にか真上からの陽ざしとアスファルトの照り返しとの挟み撃ちに合う。
夏場の自転車は、走ってみないと危険が判らない。かといって、無理して走ってめまいや痙攣が起きてからでは遅い。今年、73歳の夏。どんなに走りたくても走らないという新しい選択肢を加えるべきかどうか。
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太陽の南中が近づく 地上から影が消える |
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日差しと炎暑とが 影を侵食していく |
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自転車がわずかの影をつくるが 自転車の憩う影は見当たらない |
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影が消えて沸騰する道が 止まれ止まれと制止する |




自分が子どもの頃、もうかれこれ60年以上前になりますが、夏休みは毎朝近くの林へカブトムシやクワガタを捕まえに行くのが日課。
返信削除友だちとは現場で待ち合わせ、帰り道はその辺の畑のトマトやキュウリ、ナスをいただく。ときにはナシやスイカも無断で頂戴することもあったが、バレてもみんな近所の顔見知りなので、それほど怒られることもありませんでした。
昼を挟んで午後は川へ泳ぎに行ったり魚釣りをしたりし、一日中外にいるのが普通でした。
それほど暑かった記憶がないのは、現在ほど気温も高くなかったのでしょうね。
さてAIを開けば、夏場の自転車の乗り方が即座に現れるとは、恐ろしい時代です。でもMARIOさんの場合は、自分で考えてよりベストな乗り方を工夫されるのでしょうね。
今回、写真とピッタリ合った詞がとても気に入りました。これを一つにつなげたら、立派な詩ではないでしょうか。
太陽の南中が近づく
地上から影が消える
日差しと炎暑とが
影を侵食していく
自転車がわずかの影をつくるが
自転車の憩う影は見当たらない
影が消えて沸騰する道が
止まれ止まれと制止する
こうやってながめてみると、写真があることで詞のイメージがより膨らみ、効果が加速します。さすがです。
夏休みになっても、子どもたちが外で遊ぶ姿はとんと見かけません。年々夏が暑くなるだけではなく、子どもたちの夏の生活も大きく変わったようですね。
返信削除子どもたちにはAI頼みではなくて、虫取りや魚捕りなど実際の体験をたくさんしてほしいと思うのですが。
さて、写真につけたキャプチャーを連続した形に書き直していただきありがとうございます。本文、写真、それにつけるキャプチャーがつかず離れず、全く一緒のような内容にならず、それでも、どこかで関係しているようであれば成功ですが、なかなかうまくいきません。
写真の下のキャプチャーは、1枚目のものから最後までをつなげると短い詩になって新しい意味が生まれるようにと考えているのですが、これもねらい通りにはいきません。