タイヤの小さな自転車を小径車という。ミニベロともいう。ベロ (velo)はフランス語で「自転車」、ミニベロは小さな自転車である。
一般的なスポーツ自転車のタイヤは26インチから28インチ、マウンテンバイクには29インチという大きなものもある。小径車に分類されるのは20インチ以下の小さなタイヤの自転車。タイヤだけを見れば10歳前後の子ども用自転車と変わりはない。
小さな自転車とはいうものの、フレームは身体の大きな人でも乗車姿勢が保てるサイズに作られている。ロードバイク並みの性能を発揮するものもある。
ミニベロには折畳み式のものも多い。折り畳んで車や電車に積んで出かける。目的地に着いたら自転車を組み立てて走る。輪行という。改造用の部品も多く揃っていて、熱烈なミニベロ愛好家もいるようだ。
ロードバイクやクロスバイク、それにマウンテンバイクと用途を使い分けて乗っているが、小径車には本格的に乗ったことがない。
我が家にも妻が乗っている小径車がある。10年使っている。部品の交換などはしているが、さすがに老朽化が目立つ。
自分も乗ってみたいので、妻用の自転車を買い替えるという名目で、もう1台、小径車を手に入れた。これまでの1台を整備して自分も乗ってみる。
走り出すと、これがなかなか面白い。ギア比が工夫されていて、タイヤは小さいのに低速から高速まで苦も無く走れる。坂だって登れる。本格的なスポーツバイクには較ぶべくもないが、スポーツ走行にも十分耐える。
小径タイヤは漕ぎ出しが軽い。脚の負担が少ない。取り回しが楽で、ブレーキもよく効く。小径車には小径車の特性と面白さがある。深みにはまりそうな予感がしてきた。気軽に乗れて、本格的にも走る。小径車あり、遠方へも行ける亦楽しからずや。
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| 大きさをくらべない |
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| 速さを競わない |
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ありのままの 持ち味を活かして 走ればよい |
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少しお洒落なら いうことなしだ |




先日近くにある大手ホームセンターに買い物に出かけました。家内のお供のようなもので、私はこれといったお目当てもないので店内をフラフラと散策。とにかく広い。食料品以外はほとんどそろいそうで、DIYなどに興味ある人は、一日中遊べるところですね。
返信削除さて、その一区画に自転車コーナーがあります。中を覗いてみると、自転車がずらりと並んでいます。実用車から子ども向け、さらにはスポーツタイプまでフルラインアップ。
今回のブログにあった小径車もあるかなと思い、ながめてみるとけっこうな数が。折りたたみ式から買い物かご付きやかっこいいスポーツタイプまで。値段は3万円前後。これらの小径車は、どうなんでしょう。MARIOさん所有のものと比べて、安全性や耐久性、操縦性が大丈夫なのか不安でもあります。
ホームセンターとはいえ、広いスペースが自転車用に確保してあり、詳しそうな店員さんもみえるので大丈夫かと思いますが、修理をしているようすはないので売りっぱなしの感じ。やはり本格的に自転車で楽しもうという方にとっては、専門ショップで買ったほうがよろしいかと思いました。
MARIOさんの奥様も1台目を10年間乗られて、ついに新型車をプレゼントされました。今度はお二人で小径車に乗って、今までとちがった景色が楽しめそうですね。MARIOさんの自転車いじりの時間がますます増えそうです。
毎日することがあって、夜が明けるのが待ち遠しいという日々は、理想的です。
私はまだ自転車には乗れず、車庫にあるのをながめるだけですが、そのときが来るのをじっと待とうと思います。
べーえんべーさんの体調はなかなか回復の兆しが見えないようで心配です。どこがお悪いかは存じませんが、自転車に乗れないというのはよろしくないですね。
返信削除自転車を乗りこなして、楽しんでおいでだったようなので、走れないのはストレスですね。ストレスが余計に病状を悪化させないようにご用心ください。
小径の折畳み自転車はスポーツ自転車を扱うお店で買ったのですが、安価なものはお売りできませんと言われました。特に折畳みの自転車は構造的にも複雑なので、しっかりしたメーカーのものを選んでくださいとのことでした。良心的なアドバイスだと思います。
安かろう悪かろうでもないでしょうが、自転車は命をあずける乗り物なので、あまり安価なものは不安です。名の通ったメーカーの自転車を選ぶというのは一つの安心材料でしょうね。