'25.10.3 一本の柿の木

2025年10月4日土曜日

大きさについて思うこと

  ブログを公開するには、ブログを作成するソフトを使ってページを作る。Googlebloggerという無料のブログ作成サービスを使わせてもらっている。

 無料ソフトでページの書式を作り、更新の度に本文と写真を挿入する。本文は、別に準備をした400字詰めの原稿用紙2枚にぴったり収めると決めている。それをブログ作成ページに貼り付ける。

 ページ作りにはコンピュータを使う。段落や改行もコンピュータの画面上では読みやすいように工夫している、つもりだ。

 公開したページをスマホの画面で開いてみると、どうも読みにくい。作成したコンピュータの画面よりずっと小さい。縦横比や文字の大きさもちがう。改行の位置も変わる。スマホの画面は窮屈だ。

 スマホでブログを見るときも、ウェブバージョンで開けば(画面の一番下で選択可能)、コンピュータと同じ画面が見られる。作り手のイメージに近いが、画面は小さいままなので内容まで違っている気がする。

 最近、車輪の小さなミニベロといわれる自転車に乗ることが多い。ブログの画面と同じで、大きな車輪のスポーツ自転車のイメージで乗ると走りがかなり違う。 この場合は、大きさだけではなくて、性能にも違いがあるのだから当たり前といえば当たり前だ。

 小径車は、走り始めのペダルを踏む力が小さくてすむ。車輪が小さいのでジャイロ効果は低い。不安定で倒れやすいが、傾けやすいので小回りがきく。惰力で転がる力は小さいく高速で走るつづけることは苦手だが、ブレーキはよく効く。

 フレームがあって、二つの車輪があって、自転車であることには変わりがないのに、車輪の大きさが違うと別の乗り物のようだ。ブログのページも自転車も、寸法の大きさだけで本質までが変わったように思わせてしまう。

遠くにあるから
小さく見えているだけだ

遠くにあるからこそ
憧れは強くて大きい

大きいからといって
簡単に見つかるとはかぎらない

小さいからといって
見つけられないわけでもない

2 件のコメント:

  1. べーえんべー2025年10月9日 19:08

     いつも楽しく読ませてもらっています。毎回話題が違うので、飽きることがありません。テーマが自転車であるのに、よくも毎週ネタがあるものだと感心します。そして、内容を原稿用紙2枚ぴったりに収めるとは、作家並みです。いつも起承転結を意識した文章ですから、読みやすい。まさにプロフェッショナルのワザといえます。

     私も昔、仕事で毎日お便りを書いていましたが、日ごろ感じていることや出来事を思いつくまま綴っていました。
    「継続こそ力なり」を目標に一年間休みなく書き続けましたが、内容はMARIOさんの足元にも及びません。

     スポーツ自転車と小径車は、それぞれ持ち味があって楽しみ方も多く、MARIOさんの遊び道具として最適ですね。「大は小を兼ねる」ではなく、「柔よく剛を制す」でもない。ご自分流のサイクルライフをお楽しみください。

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  2.  毎回、あちらへ飛んだりこちらへ戻ったりと、愚にもつかない内容にもかかわらず、欠かさずお読みいただきありがとうございます。

     自転車の話題で、とは思いながら、こじつけが目立つような気もしています。

     下書きでは原稿用紙2枚に絶対ぴったり書くと決めていますが、ブログの画面に貼り付けてから手直しするので、字数が多少は変わります。

     字数を決めて文章を書くのも、自転車の特性に合わせて乗り方を考えるのも、頭の体操にはなっているようです。

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