昨日、椿神社へ行った。風の穏やかな、春を思わせる陽気だ。ロードバイクで家を出た。午後は南東の風が強まりそうだ。
もしかすると、海に向かって走った方が帰り路で追い風になって楽かもしれない。それなら、椿神社から鈴鹿方面へ下ればよい。とりあえず、25㎞ほど先の椿神社へ方向を定め、走りながら考える。
もしかすると、今日のようにあたたかい日は、山沿いにきらら林道の下から東海自然歩道を抜ける方が気持ちがいいかもしれない。けれど、ロードバイクなので、菰野から平坦な道を選んで水沢を目指す。
もしかすると、巡見街道から巡礼道へ出た方が走りやすいかもしれない。そうこう考えながらも椿神社には10時過ぎに着いた。
もしかすると、昼食にはまだ早いかもしれない。この先で美味しいものが見つかるかもしれない。そう思いつつ、椿神社へ行ったときのお決まりで椿会館のカレーライスを食べた。
もしかすると、この先は、亀山方面へ下る方がいいかもしれない。能褒野という美しい地名に魅かれて走る。走行距離が少し伸びて、家に帰れば80㎞くらいにはなるだろう。
もしかすると、もしかするとと、前向きの「もしかすると」を重ねながら走りつづける。もしかすると、前方の坂を避けて迂回できるかもしれない。もしかすると、次の辻で曲がれば見たこともない絶景に出会うかもしれない。「もしかすると」は可能性の追求だ。
帰ってみるとサイクルメーターの走行距離は83㎞を示していた。もしかすると、今日は他にもっと面白いコースを走れたかもしれない。これは後ろ向きの「もしかすると」だ。振り返ってもしかするとと問い直すよりも、今日はこれでよかったと、きっぱり決めておく。
もしかすると、自転車を趣味にしていなければもっと楽しいことがあったかもしれないなどと、後ろ向きに問うのは馬鹿げている。
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「もしかすると」を重ねて 今、ここにいる |
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もしかすると もっと遠くまで 行けるかもしれないし |
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もっと先まで 進めるかもしれない |
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もしかすると 思いもかけないものに 出会うかもしれないし |
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思いもかけないところへ たどりつくかもしれない |
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もしかするともっと良い日に なっていたのかもしれないが 今日は今日のままでよかった |








































