易かった。マウンテンバイクの油圧ディスクブレーキのオイルを自分で交換するか、どうか。かなり前から思案していた。知人に相談したら、簡単にできるといって、オイル交換用の器具を貸してくれたことまでは前回書いた。気前のいい人なので、新品のブレーキオイルもくれた。こうなったら自分でやらざるを得まい。
うまくいかないようなら手伝うとも言ってもらったが、忙しい人を煩わせるのも申し訳ない。できれば独力で挑戦してみたい。自転車の部品メーカー、シマノの『ディーラーマニュアル 基本作業書』をネットでダウンロードする。自社製品の取付け方法やメンテナンスの方法が図解入りで説明してある。メーカーの指定通りの整備をすれば間違いないはずだ。
インターネット上にもオイル交換の方法を解説した記事や動画は多い。いとも簡単にできるとか、シマノのマニュアルにはない裏技があるとか、眉唾ものの内容には注意したい。
基本作業書を見て、実物のブレーキを観て、さて、交換作業を始めるかどうか。まだ迷っている。いつまで案じていてもきりがない。ブレーキレバーの根元にあるオイルタンクとブレーキ側でパッドを押すキャリパー、それをつなぐ管、その中のオイルを抜いて新しいオイルを注入する、だけのことではないか。
思い切ってやり始める。小さなタンクのキャップを外しキャリパーの栓(ブリードニップル)を緩める。キャリパー側からオイルが流れ出てしまうのを待つ。後は、注射器のような器具(シリンジ)で新しいオイルを注入する。
上のタンクからオイルが溢れるまで注入し、オイルの中に混じった気泡をシマノの作業書通りに抜いたら作業は完了。子どものころに竹で作った水鉄砲の水がうまく飛ぶように工夫したのとよく似ている。案外簡単に作業ができた。その結果、ブレーキの効きはかなり良くなった、ように思える。
![]() |
沈思黙考といえば 体裁はいいが 踏ん切りがつかないだけだ |
![]() |
すわっていないで立ち上がり 立ち尽くしていないで動きだす |
![]() |
| 進退窮まるというけれど そう簡単に極められない |
![]() |
居場所を変えれば 見え方が変わる |
![]() |
案じている間は 不安ばかりが先の方に見えていて 安穏はそのまた先にしか見えない |



































.jpg)