マウンテンバイクの走行距離が1万km を越えた。変わった現象が起き始めた。一番小さなギアにチェーンが掛かっているときにペダルを強く踏むと、チェーンがガクッとずれるようなショックが脚に伝わる。
症状をそのまま入力してインターネットで検索してみる。「ギア飛び」という故障らしい。次にチャットGPTに「自転車のギア飛びについて教えて」と尋ねてみる。
「自転車のギア飛び(ギアスキップ)は、自転車のチェーンが予期せずにギアを変える現象を指します。これは通常、自転車のギア関連の部品や調整に問題がある場合に発生します。以下に、ギア飛びに関する詳細とその修理方法について説明します」といって、原因から対処の仕方まで、即座に答えてくれる。チャットGPT恐るべし。
ネットで調べた解決方法を鵜呑みにするわけではないが、まずはチャットGPTの教え通りチェーンを新しいものに交換してみる。これで解決するだろうと思いきや、ギア飛びが余計にひどくなる。こんなときは後ろのギア(カセットスプロケット)も新しいものに交換する必要があるらしい。
そこで考えた。マウンテンバイクの乗り方にもよるが、自分の場合は一番小さなギアを多く使う。最小のギアだけ早く摩耗する。ロードバイクの小さなギアは、脚力がないのでほとんど使わない。新品同様である。さいわい歯車の厚さも歯数も同じなので、ロードバイクのギアを流用して、最小のギアだけ取り換えた。ギア飛びは見事に解消した。
チャットGPTも、ここまでは教えてくれない。密かに、AIよりも賢い自分がここにいるぞと悦に入っている。
「ギア飛び」は、1万㎞もトラブルなく丁寧に走った末の名誉の故障ともいえるし、それほど長い間、チェーンやスプロケットのメンテナンスを(もちろん注油や洗滌はしていたが)しなかった不名誉な故障ともいえる。脚力がないので、チェーンやギアの摩耗が少なくて長持ちしたという、さらに不名誉な故障の原因も考えられる。
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| 長い時間をかけてなじむ |
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| 長い時間をかけた愛着 |
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長い時間が削りつづけ すき間を広げることもある |
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うまくかみ合って出会えたり |
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| 待ちぼうけだったりする |




































