朝から、自転車に乗る。
一度、100㎞を走ってみたいと思っていたので、思い切って挑戦する。
8時前に家を出て、距離を稼ぐために、アップダウンの少ないコースを取って、津までいくことにした。
中上から、四日市市へ越える坂道で、既にかなりへたる。それほどの坂ではないにしても、朝の一番に上り坂に出会うのは厳しい。
サイクルメーターのリセットを忘れていたので、三岐鉄道の暁学園駅の近くでそれに気づき、メーターの記録はここからのスタートになってしまう。記録の修正はするとしても、正確ではないのが惜しい。元々、サイクルコンピュータの信憑性にも問題はあるので、それほどの完璧さは期待出来ない。
四日市市街を抜け追分方面へ、河芸からは懐かしい堤防を通り、母校の三重大学の裏から津の街に入ったのは11時。11時5分に津駅前を通過し、鰻屋の「はし家」までで、ちょうど50㎞。車で行った妻と落ち合って、昼食はうなぎ丼。
帰路は鼓が浦から白子港へと懐かしい道をたどって、再び四日市へ戻る。往路と良く似たコースで家まで帰る。帰着は午後4時40分。今日1日、ほとんど自転車の上で過ごしたことになる。案外、自転車はいい趣味で、それにはまったというところである。
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自転車を手に入れて、ひと月ほど走ったころの日記である。この日の記録は、走行距離104㎞。実走行時間6時間52分。平均速度14.5㎞。
自転車に関する本に、サイクルメーターを使わない方がいいという記述があった。地図かナビだけを持って走行距離などの記録にこだわらないのがいい。自由に走ればよい。なるほどと思う。私の場合は、それでも、サイクルメーターに表示される速度や走行距離の積算は大きな意味を持つ。励みになる。目標にもなる。自転車に乗ることに目標はいらないかもしれないが、目安は欲しい。
地図はいらない。ランドマークを覚えておいて、あとは勘を頼りに走ればよい。自転車で走る距離くらいは、前もって地図を見ておけば見当がつく。地図のない旅がいい。
とにかく、100㎞は走り切った。自転車との相性がいいのか、尻が痛くなるとか脚が動かなくなるとか、そういうトラブルはない。疲労もほとんど感じない。帰ってから、自転車を簡単に掃除する程度の余力もある。長距離を走って初めて向かい風の洗礼を受けたのが唯一の難行だった。またしても、ビギナーズラックか。
初めて走った100㎞のコース (往路のみ)
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