冬をむかえる

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'25.1.22 山を見て走る

2020年2月25日火曜日

トランスポーター


 トランスポーターといえば、映画『トランスポーター』を思い浮かべる向きも多いかもしれない。ジェイソン・ステイサム演じるトランスポーター(運び屋)、フランク・マーティンが大暴れ。シリーズ4作を数えるが、例にもれず回を重ねると内容が先細りする感は否めない。ただし、登場する車は次々に性能アップ。第1作目のBMW735iに始まり、アウディA8S8 と馬力も価格もうなぎ上り。どの車も徹底的に磨き込まれた漆黒。車体に映り込む色彩が映え、本当は何色なの判明しないほどの光沢。自転車もあれくらい磨きたい。車好きなら必見、アクション映画の好きな人にはもちろんお勧め。
 フランクも運び屋だが、運び屋といえば、新しいところではクリント・イーストウッド監督・主演の『運び屋』(原題:The Mule)、これも必見。イーストウッドと車といえば、『グラン・トリノ』…。
 
 映画の話は途切れないが、この辺りで閑話休題。ここでいうトランスポーターは運び屋ではなく、運搬車輛。自転車を積む車の話題。
 一人で自転車に乗るときは、家からふらりと、あるいはサッと乗り出せばよい。妻と一緒の時はそうはいかない。家の前の往還は車が多い。できれば近くの公園などを発着地点にして、静かで安全な所を走りたい。そこまでは自転車を車に積んで移動したい。
妻の自転車を小径の折りたたみ自転車にしたので、4ドアのセダンに2台の自転車が楽に積めるようになった。クロスバイクは前輪をはずして、前席の背もたれと後席の間に積む。妻の自転車をトランクに載せる。これでトランクリッドを持ち上げたりしなくても、自転車が2台しっかりと収まってくれる。
 
 車で出かけて少し発着場所を変えると、コースの選択肢が広がる。遠くへは出かけなくても、いつもとは違う景色の中を走ることができる。
 しばらくは、長い間乗っている車をトランスポーターとして使ったが、何しろ車は旧式の三菱ディアマンテ。すでに生産は中止。大排気量で燃費が馬鹿にならない。故障が頻発、税金も高い。トランスポーターを見直す時期である。価格や維持費が安く、自転車の積み降ろしが簡単にできること。いずれは自転車を積んで遠くへも出かけるかもしれないので丈夫で運転し易いこと。新しいトランスポーターの最低の条件である。

 候補を絞りこんでトヨタ・サクシードに乗り換えることにした。この車は商用車で価格も維持費も安い。街の中にあふれている車なので、耐久性も高いに違いない。何よりも、荷室は自転車を積むためにこしらえたように広い。いずれ機会があれば、自転車を車に積んで、車をフェリーに積みこんで、遠くへ旅もしてみたい。とりあえず、今のところは近くの公園辺りまで、新しいトランスポーターで出かけることにする。



長い間我が家にいた三菱ディアマンテ 3.0R
       初代トランスポーター               
             撮影場所は妻の実家から近い、津市なぎさ町              
新しくトランスポーターに就任したトヨタ・サクシード TX
サクシードはお昼のコンビニの駐車場に必ず1、2台はいる
色は白かシルバーがほとんどなので、この色は珍しい   
撮影場所は上の写真と同じ               
   2代目トランスポータは荷室が広く自転車の積み降ろしに便利

クロスバイクと折り畳み自転車を余裕で収納     
工夫すれば自転車3台は積載可能          




                    
自転車に乗らない休養日には、こんな映画も面白い 
               自転車と関係ないけど、楽しめる                 
        



2 件のコメント:

  1.  連日、更新がされていますね。
     
     格調高い文章で、背筋を伸ばしながら毎度読ませていただいています。

     昨日は春の陽気でしたので、どこかへお出かけになられていたのでは?そういう私も久しぶりにカブのエンジンに火をともしてやりました。そろそろ山行きをと考えています。

     お互い車種は違えどもバイクライフをエンジョイしましょう。

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  2. 背筋が伸びてしまうようではだめですね。
    入っていた力がふわりとぬけるような中味にしないと…
    記事としては、まだまだ未熟。

    Sカブとチャリでは一緒にツーリングというわけにも
    いかないですかね?!

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